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    21世紀人材育成推進事業(ハイレベル合宿)
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     「ハイレベル合宿」実施内容   

● 日  程  平成18年8月5日(土)〜7日(月) 2泊3日
● 場  所  九重星生ホテル(大分県玖珠郡九重町)

●研修テーマ
  (1)メインテーマ:「環境を科学する」
  (2)サブテーマ
      @「国際環境が捉える環境」
      A「国際マネジメントで捉える環境」
      B「経済活動が捉える環境」
      C「市民活動が捉える環境」
      D「地球の計測が捉える環境」
      E「エネルギーと環境に関する言説批評」
      F「高分子の世界が捉える環境」
      G「生物・生態系の視点からみた環境」
 
● 参加者     高校生:FSH(「ふくおかスーパーハイスクール」)8校の255名
           (本校からは、1・2年生26名が参加しました。)
●指導者   ファシリテーター8名(九州大学・立命館アジア太平洋大学)
         コーディネーター3名(九州大学)

     「ハイレベル合宿」写真集
サブテーマ毎に分かれて討論 指導の大学の先生も一緒 みんなの意見を積み上げて!
ホテルの裏手は三股(みまた) ポスターセッションの準備完了 メインテーマとの接点は?

      参加生徒の感想 (1年生女子)
 私はサブテーマ1“国際戦略が捉える環境”のクラスで、国際的な視点から地球環境についてみんなと勉強をしました。
 最初は、各校それぞれ自分たちが調べてきた、京都議定書についての事などを発表しました。私も課題は全てやっていたのですが、他の人たちはもっと詳しく調べていて、改めてハイレベルだなと感じました。またこの発表の時に、自分のわからない事はきちんと質問する(実際には攻撃する)ことをファシリテイターの仲上先生から教えていただきました。国際的な会議において、自分の意見をきちんと伝える事は重要な事であり、そして当然のことでもあります。現在の日本は、このような事があまりできていないという事も教えていただきました。

 次に私たちは調べてきた事をもとに、地球温暖化について議論しました。地球温暖化がこのまま進むとどうなるのかというPlanA、京都議定書にしたがって地球温暖化対策を進めていくとどうなるのかというPlanBというものがあります。しかしPlanBについて、私たちはアメリカの京都議定書離脱や、数値的に温室効果ガスを大幅に減らす事は無理だと考え、各メインテーマごとに新しいPlanCを考えました。私のグループでは、“International Friendship”という「先進国と発展途上国がペアになり、たがいの長を一定期間交換する」ということを考えました。この取り組みでは、交換先での会議に出席できます。また、発展途上国が、先進国の進んだ技術をその国に必要と思われることだけを取り入れることができます。他にもブラックイルミネーションという全世界一斉(個人の意思に任せる)に決まった日(夜)、部屋の照明を消し、キャンドルの明かりの中で過ごすというものもあります。
 他のグループでは、排出量を最も多く減らした国に、オリンピックの開催権を与える、人間の遺伝子を操作してストレスに強くし、宇宙に住んでいる間に地球がきれいになるのを待つ、など様々なアイディアが出てきていました。どこも興味深く、おもしろかったです。 
 今回の合宿は、とても自分のためになりました。温暖化について考える事は、未来の私たちあるいは私たちの次の世代にとってとても大切なことだし、なにより他校の人と友達になれた事が一番よかったです。友達と環境について真剣に話し合ったり、いろいろな話ができて、本当に充実した3日間でした。また来年も参加したいです。このようなすばらしい機会を与えてくださった全ての方々に、感謝の気持ちでいっぱいです。本当にありがとうございました。



 
 
 
    

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